【ノウハウ】002 新規事業(オープンイノベーション)のプロセス策定
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【ノウハウ】002 新規事業(オープンイノベーション)のプロセス策定

こんにちは、プランナーのウメミヤです。
みなさんは新規事業を考えていくうえで、まずどのようなことから手を付けますか?
もちろん、プレイスタイルによっても手を付けやすいタスクとそうでないものがあり、正解の順番は存在しないのですが、
一方で、既存事業と比べると個人プレイになりがちな新規事業において、「次何すればいいんだっけ?」と自身の検討がどの段階なのかを見失うことも多いのではないでしょうか?

今回は、そんな新規事業の検討プロセスについて少し触れてみたいと思います。

とはいえ最初にやっておいた方がいいのは……?

新規事業をつくっていくうえで、「まずはアイデア出し!」という方も多いと思います。
スムーズにアイデアが出るかどうかはもちろん重要なのですが、特に異動してきたばかりor若手で経験値がまだない担当者はそのあとのアクションが分からず躓いてしまったり、もしくは行き当たりばったりなプロセスになってしまったりと、事業開発の再現性が弱い状態である可能性があります。
そこで、おすすめしたいのが「新規事業を創出するうえで必要なプロセスを描く」作業です。
「新規事業を考えるうえで正解の順番はないはずでは?」と思われるかもしれないですが、この作業はそもそも企画案を考え実現する前の準備として棚卸しして言語化しておく最低限の土台をつくるものだと考えてください。

このプロセスの言語化の重要性について、友人との旅行で例えると、「友人と休暇があわせられそうな時期を確認しつつ、会社へ休みの申請をだして…」といった必要な作業が経験上なんとなくわかっており、仮に希望のツアーが予約できなかった場合は、
① 予約可能な日に休みを取り直す
② ツアーを別のものへ変更する
③ キャンセル待ちを狙う
…など、何かあってもどんなアクションをとるべきか、特に迷わず進められることかと思います。
しかし、新規事業は経験できる機会が少ないことで、いまいち進まない時にどこまで戻って再検討すべきか分からないといった状態にもなりやすく、事業案を自然消滅させてしまうこともあり、プロセスをあらかじめ想定/可視化しておくことで、再現性だけでなく、事業創出の打率そのものを高めることにも繋がると思います。

では、具体的にどんなプロセス設計をしているかと言うと、下記の図のようなプロセス設計を企業毎に必要に応じて言語化します。
もちろんこれ以外にも必要な作業があったり、むしろ必要のないプロセスがあったりするかと思います。その場合は同じ企業内であっても担当者毎に「このプロセスを飛ばして別の検討を済ませておく」など柔軟に対応します。

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重要なのは部内で再現性・効率性を高めるために、そしてプレイヤーである担当者が迷いにくい環境をつくることで、定期的に作成したプロセスは見直すことも必要だと思います。
(上司や役員の変更など、人事の変化が起こった際は見直すタイミングになりがちです)

できる限り悩む時間を減らして考える時間を増やす!

上記のようなプロセスの事前設計によって、「分からない状態」をできる限り回避し、悩む時間を減らし、実現に向けて推進するための考える時間を確保する、その環境づくりは重要である一方、意外とプレイヤー任せになっているのが現状という企業も多いと思います。
特にコロナウイルスによって社内外問わず環境が変化し、新しい取り組みを求められる場面が増えた今、これまでの業務と違った動きに戸惑いを抱いている方も多いのではないでしょうか。
急にアイデアから検討するのではなく、その一歩前の準備として今回ご紹介したことを意識していただければと思います。
次回以降のQスタ!でもう少しそれぞれのプロセスの中身に着目して具体を掘っていければなと考えていますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
そして、もし「悩んでいる状態」なのであれば、ぜひ「考える時間」を増やすためにもBASEQを使って新規事業の推進にお役立ていただければ幸いです!

<プロフィール>

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梅宮良輔 うめみやりょうすけ
株式会社電通デジタル Planner
大阪大学大学院を修了後、電通に入社。
その後、電通デジタルへ出向し、主にデジタルを絡めた戦略プランナーとして、既存サービスから新規事業まで、様々な領域でのマーケティング業務に従事。学生時代からルールづくりを得意とし、教育用カードゲームやワークショップの制作・企画なども実施。


「新規事業を企てる」って、とても楽しいことだと思うんです。​ 肩のチカラを抜いて、​「新しい事業をつくるということを“楽しむ場所”をつくってみよう!」​ ということでBASEQの情報発信プラットフォームとして​「Qスタ!」を立ち上げました